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程ヶ谷カントリー倶楽部 様

程ヶ谷カントリー倶楽部 総務課長 兼 食堂課長

田中 剛寛 様

総務と食堂、両方の管理を兼任され、人材育成から備品管理に至るまで、約100年にわたり育まれてきたクラブの気品を後世に残すべく、取り組まれています。

長い歴史の中で育まれた伝統と気風を守り続ける

国内最初の本格的チャンピオンコースとして発足した程ヶ谷カントリー倶楽部。関東名門7倶楽部の一つとしても知られ、100年にわたる長い歴史の中で育まれた伝統と気風が今も息づいています。 今回は、同クラブで総務課長兼食堂課長を務められている田中様に、名門クラブの伝統を守るためのIT活用についてお聞きしました。

富士テレコムの
ソリューション

  • 独自の文化に合わせカスタマイズされた基幹システム
  • 顧客情報を強固に守るネットワークセキュリティ
  • スタッフの作業・芝の育成状況など管理するコース管理システム
  • 給与管理・支払管理・売掛清算に対応する経理システム
  • クラブの文化的側面を全面的に押し出したホームページの制作

社会的使命を担ってきた名門クラブの歩み

まだゴルフという言葉が日本人にあまり知られていなかった大正11年、わが国にゴルフを普及させることを目指し、当クラブは創立されました。やがて、日本のゴルフは黎明期を迎え、当クラブはその社会的使命を果たすこととなります。

創立からおよそ100年が経った現在の私たちの使命は、程ヶ谷カントリー倶楽部が育んできた伝統と気風をこの先もずっと残し続けていくこと。そして今も変わらず当クラブを愛してくださる会員の皆様に、上質なクラブライフをご提供していくことです。

富士テレコムさんは、この使命を果たすための心強いパートナーとなってくれています。

1995年に導入したクラブメイトは、あらゆる業務の中核をなす基幹システムとして進化を続けてきました。独自の文化に合わせカスタマイズされたクラブメイトは、今やクラブ運営において欠かせない存在です。

たとえば、清算システム。当クラブでは、会員様のほとんどが、利用料を後日まとめてご清算されます。売掛となった利用料を月ごとに集計し、システムから請求書を発行します。

またコースでは、芝の育成状況や、グリーンキーパーなどのスタッフの作業を一括管理し、1923年の赤星四郎氏による設計を今に残しています。

革新ではなく、伝統を守り続けるためのIT活用

当クラブのホームページも、富士テレコムさんの協力のもと、制作したものです。こちらも集客を狙ったものではなく、創立から社会的使命を担ってきた当クラブの重厚な歴史と雰囲気をうまく表現していただきました。

今後は、会員様のプレーをサポートできるような、ラウンド周りの部分を強化していこうと考えています。

IT化と聞くと、改革や革新のようなイノベーティブな事柄をイメージしてしまいますが、私たちがITに望むことは、あくまで縁の下の力持ちとしてクラブを支えてもらうことです。何より大切なのは、これからも変わらずに程ヶ谷カントリー倶楽部が育んできた伝統と気風を守り続けること。富士テレコムさんはそのことをよくご理解いただけているので、とても信頼の置けるパートナーだと思っています。これからも縁の下の力持ちとして当クラブを支えてくださることを期待しています。